公認内部監査人

公認内部監査人:独学の場合のテキスト・問題集(使用教材)/独学おすすめパターン!(CIA)

公認内部監査人の資格試験の記事です。

*最新のシラバスに、対応済みの教材ばかりではありません。ただし、今のところ市販されている各パートの教材としては、ほぼ最新ではあります。あらかじご了承ください。

試験勉強を始めるにあたって、どうやって勉強するか?

  1. 独学(テキスト・問題集を買って勉強)
  2. 予備校に通う(通学or通信教育)

2つありますが、今回は1の独学の場合についての記事です。

資格スクール利用を考えた場合のリンク先は下記です。

第2章:資格学校検討編「目次」(問題集もテキストも大事)

独学の場合に、使うであろう教材!

Aコース:紙の日本語版の教材

  1. 専門職的実施の国際フレームワーク 2017年版
  2. CIA試験模擬問題集2019公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第4版〉
  3. 公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第4版〉
  4. GLEIM CIA Review Seventeenth Edition Part 1 日本語版
  5. GLEIM CIA Review Seventeenth Edition Part 2 日本語版
  6. GLEIM CIA Review Seventeenth Edition Part 3 日本語版

*各テキストの画像は一番下に貼っておきます。

GLEIMは古くなっていますが、日本内部監査協会の教材に対するコメントを引用いたします。

「本書は、2015年9月発行であり、2019年改訂版シラバスには対応しておりませんが、 試験準備には引き続き役に立つと考えられます。なお、新シラバスに対応したGLEIM CIA Reviewの日本語版発行予定はございません。」

ただし、Part2については現在は入手できないようです。

専門職的実施の国際フレームワーク 2017年版は、一応これこそがテキストといったところです。

また、テキストと問題集を兼ねたまとめの本として下記があります。ただし、これ一冊というよりは、知識のまとめ本の役割になると思います。

公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第4版〉

コース:日本内部監査協会によるCIAレビューコース

こちらは、セミナーや授業ではないかとおっしゃるとは思います。

ただ今回、独学の方に分類しています。講義時間から重要ポイントに絞った講座と思われ、資格予備校のように講義や配布資料だけでは完結しないだろうという点からです。(実際はAコースとの組み合わせが発生する)

最新の情報は直接案内等からご確認いただきたいのですが、内部監査人協会に入ると案内が来ると思います。

これまでは、各パート半日、合計2日間の日本人講師による講義になります。

料金は正確なものは記憶していないのですが、3科目合計で約5~6万円と思われます。

各Partで半日ずつですから、重要な部分を抜粋した講義になると思われます。また、協会が主催していますが、CIA試験は過去問などが表に出ず、試験問題等に関しては秘密保持契約で話せませんので、協会主催による特典はないと思われます。

以前の場合のままだと、「専門職的実施の国際フレームワーク 」をテキストとして使用するようです。

公認内部監査人試験を受けたい!と思っている方に、「受験者のための学習指針解説」を、協会がしていただいているといったところでしょうか。

Cコース:日本金融監査協会によるCIA試験対策セミナー

こちらも、独学の分類とします。

PartⅠ、PartⅡ、PartⅢ前半、PartⅢ後半の4回で。年2回程で構成されているようです。

各回10:00~17:00なので終日で全部だと4日ですね。土日に行われるのはメリットかも知れません。これも最新情報はお確かめいただきたいのですが、日本金融監査協会の非会員の場合で各回1万円のようでした。

その他:英語版Gleimオンライン講座

以前は、Gleim社の日本語対応版のオンライン講座があったのですが、今はないようです。
グレイム社のオンライン教材英語版に興味のある方は、下記のリンクをたどってください。

CIA Gleim(英語版)

独学のよい点!

かかる費用が安くなる!

予備校に行くより料金は格段に安くなるのがメリットです。予備校は約20万円前後の費用はかかります。

教材を利用した独学であればかなり費用は抑えられます。

自分の都合ですすめられる(何らかの都合で、取得まで長期間かかる場合など)

せっかく資格学校に行くとしても、現実的になかなかリアルな講義に出られない方もいるかも知れません。資格学校を選択しても、実際は通信教育や講義動画を観ることになる場合も多いと思います。

あくまで合格が目的ですから、予備校の講義内容が有用であれば、講義に通える・通えないはデメリットではありません。

ただ、例えば途中で転勤がある、外国駐在が間に挟まれる、他の資格や業務、家庭の事情など・・・。4年以内で取得したいなど長期にわたって勉強することになる場合、受講期間が決まっている資格学校は合わないかもしれません

アビタスの公認内部監査人コース の場合、受講期間が2年あります。

独学でも「あり」だと思う方の例

自己啓発の一環としては、どこかからの補助もないので「安くすませたい」という考えはあります。下記辺りの条件があるなら、独学は「あり」だと思います。
  1. USCPA(米国公認会計士)保持者
  2. 米国や欧米駐在経験があり、向こうのインターナルコントロール(内部統制)関係やシステム・会計に精通している
  3. 英語が堪能である
ただし、少なくとも監査初心者には、金銭的には安くとも独学はおススメしません
そのため何度か「全力で会社の補助を得るために動くべき!」と書き続けています。(個人の感想です)
次回は、独学のデメリットについて書こうと思います。ただ、予告として簡単に言いますと、日本語訳がわけわからず問題集の解説だけ見ても納得できず不満が残る、最新の情報が入手できない、といった点です。

改めて、独学用教材一覧!

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公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第4版〉

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PartⅠ(パート1問題集)
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PartⅡ(パート2問題集)

PartⅠⅢ(パート3問題集)

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私自身は資格学校を利用しました。説明会からヒントを得ることもありますので、下記のアビタスの説明会参加や資料請求は最初のステップとしておすすめします。

特に資料請求は気軽にしてみてもよいかと思います。

CIA/公認内部監査人資格 アビタス
アビタスのCIAコース