CIA、CISAは資格の略称です!
CIA資格とは、公認内部監査人の資格のことです。
アメリカの諜報機関ではありません。
Certified Internal Auditor の略で C I A と呼ばれています。
ちなみに監査が付くもう一つの国際資格CISAは、公認情報システム監査人の意味です。
知る人ぞ知る資格で、これをとる必要性がある人が限られています。CISAもCIAもマイナー資格です。
ただ、CIAは内部監査に関する唯一の国際資格であり、CISAは情報セキュリティに関して歴史のある国際資格です。
CISAは、公認情報システム監査人という言葉から、公認内部監査人みたいな監査の資格だと思ったのですが(もちろん監査の資格なのは間違っていません)、どちらかというと情報セキュリティの資格という捉えられ方をします。
システムのセキュリティ面の入札要件で、CISAの資格保持者がいることで入札資格を満たす場合もあります。
もちろん、システム監査系で国内の入札資格などにも使えるオールマイティーな資格は「システム監査技術者試験」になります。国内資格にはなるものの、難易度も高く取得した時の達成感は大きいです。
公認内部監査人は、内部監査で唯一の国際資格!
この資格、業界内ではそれなりの知名度があるそうです・・・。
ただ、欧米では通用するとも言われていますが、日本ではまだ?な気がします。
CIAの資格を取得するには、下記の取得時期によって試験の難易度に対する隔たりがあります。
- 2014年以降の3科目の試験に受かるしかない現試験制度
- それ以前の特に2010年前後に至るまで
私は現行試験制度になってから、勉強を開始し合格しましたが、以前の昔の制度で資格を取られた方と話をしたら、「簡単だよね」という感じで言われ、愛想笑いだったか、苦笑いだったかで対応した思い出があります。
もちろん、公認会計士やUSCPA(米国公認会計士)などの方から見ると、確かに簡単かとは思うのですが。
どういった位置付けの資格なのか気になる方は、資格試験学校のアビタスから資料を取り寄せるか、説明会に参加してみるのをおすすめします。